2014年入社　生産本部　調達部　所属

Q1　共和真空に入社を決めた理由は何ですか？

A.　私は前職で購買の仕事をしていたので、モノづくりには興味がありました。
　　しかし、文系の道を歩んで来た私にとって製造業に就くことは、難しいものと思っていました。
　　当時は、凍結乾燥機についても無知でしたし、製造業は男性の多い職場で少し不安もありました。
　　でも実際に共和真空の工場見学に参加して、凍結乾燥という技術がとても難しいものであると同時に、
　　医薬品業界でも役立っていると知り、興味を持ちました。

　　また製造業でも、現在所属している調達部のように私でも力になれる仕事があると知り、
　　ここで頑張っていきたいと思ったのが入社のきっかけです。

 

Q2　業務内容は何ですか？

A.　私の所属する調達部は、凍結乾燥機の組み立てや
　　メンテナンスに必要な部品の調達と工事の手配を行っています。
　　
　　新規の装置に関しては、設計部や製造部、制御設計課からの指示に従い、
　　部品の購入や製作及び工事手配の見積・業者選定・発注・納期管理・受入・検収処理を行っています。

　　また、弊社で図面を作成して製作業者に依頼して製作したものについては、
　　受入の前に、品質管理部と一緒に製作業者の元へ出向き、立会検査をするものもあります。

　　その中でも現在私が主に担当しているのは、既存の装置のメンテナンスに関する発注業務です。
　　メンテナンス部の指示に従って、必要な部品や工事の発注～受入・検収処理を行っています。
　　
　　その他に、海外向け装置の部品やメンテナンスに関連する発注業務も担当しており、
　　発注業務と併せて、輸出に関する社内手続きや部品の発送等も行っています。

　　　　　　　　　

 

Q3　業務のやりがいや魅力は？

A.　弊社の凍結乾燥機に使用する部品には、専用設計された弊社独自の仕様のものも沢山あります。
　　専用設計された部品を発注するにも様々な知識が必要なので、最初はとても苦労しました。
　　実際に分からないことがあった際には、製造部員や設計部員に聞いたり、
　　納入に来た業者の方に直接確認をしたり、話をすることで解決することも多くあります。
　　
　　今では日々の業務の中で色々な人と関わりながら出来るだけ沢山の情報を得て、
　　浅くても良いので広い知識を持っておくようにしています。
　　そうして知識の引き出しを沢山持っておくと、重要な時にそれがヒントになって、
　　他部署に提案や相談をすることで課題が解決することもあります。
　　「あ、それ知ってる！」とピンと来た時はとてもスムーズに仕事が進み、
　　私がやってきたことは間違っていなかったなぁと充実した気持ちになります。

　　毎日のように「なるほど」と思う出来事が起こる現場で、
　　知れば知る程、凍結乾燥機は奥が深く一筋縄ではいかないですが、そこが面白い所でもあると思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　

 

Q4　今後の目標はありますか？

A.　社内はもちろんですが、外部の業者の方からも信頼して貰えるような仕事をしていきたいです。

　　調達部では、部品や工事を発注する上で沢山の業者の方たちと関わります。
　　その中で日々沢山のことを学ばせて頂いていますが、相手に頼るばかりでなく、
　　お互いに信頼し合うことで、良い仕事が出来る環境が生まれると思っています。

　　その為には私が力不足では意味がないので、分からないことや困ったことがあった時にはそのままにせず、
　　正直に人に聞き、沢山話をするよう心掛けてきました。
　　分からないことを理解できれば、自分の知識として自分のものになるし、今後の自信にもつながります。

　　これからも一緒に品質の良いものを造り出すために協力してもらえるよう、
　　私も力を付けて、お互いに信頼し合える関係を築いていきたいです。

　　　　
　　　　　　　　　　　　　

 

Q5　メッセージ、伝えたいこと

A.　男性の活躍が目立つ製造業の中でも、細やかな女性目線でこそ
　　気付ける仕事のやり方があると感じています。

　　「男性に負けないように」ではなく、「女性である自分らしく」働ける場所が必ずあるので、
　　女性の方たちにもぜひ自信を持って一歩踏み出して頂きたいです。

　　また、「凍結乾燥」という言葉だけ聞くと難しそうな響きではあると思いますが、
　　学び甲斐のある面白い世界です。
　　大人になっても学べる環境があるということは、とても大事なことです。

　　少しでも弊社に興味を持って頂けると嬉しいです。